鹿児島中央駅もいつもより帰省客や観光客で混雑しています。
お店も県外の方が増えてきました。
前回、naka島みゆきの「異国」のワンフレーズを書きましたが、「暗すぎるね」と言われましたので、同じように郷愁の思いを歌った「ホームにて」を紹介します。
ふるさとへ 向かう最終に 乗れる人は 急ぎなさいと
やさしい やさしい声の 駅長が街なかに 叫ぶ
振り向けば 空色の汽車は いま ドアが閉まりかけて
灯りともる 窓の中では 帰りびとが笑う
走りだせば 間に合うだろう かざり荷物を ふり捨てて
街に 街に挨拶を 振り向けば ドアは閉まる
振り向けば 空色の汽車は いま ドアが閉まりかけて
灯りともる 窓の中では 帰りびとが笑う
ふるさとは 走り続けた ホームの果て 叩き続けた 窓ガラスの果て
そして 手のひらに残るのは
白い煙と乗車券
涙の数 ため息の数 溜ってゆく空色のキップ
ネオンライトでは 燃やせない ふるさと行きの乗車券
たそがれには 彷徨う街に 心は今夜も ホームにたたずんでいる
ネオンライトでは 燃やせない ふるさと行きの乗車券
ネオンライトでは 燃やせない ふるさと行きの乗車券
室生犀星の詩「ふるさとは遠きにありて思うもの・・・」を思わせるこの詞は昭和の雰囲気ですね。
飛行機や新幹線の発達した平成の若者は、一念発起して都会へという思いは薄れているかもしれません。
鹿児島出身の方が郷愁を覚えるような画像をネットから拾ってみました。
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